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納税額が大きくなりそうな経営者必見!! ~3月中に生命保険を見直さないと後悔しますよ~

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保険そのものの価値はもちろん、節税効果の高さの点からも

経営者の方なら誰でも加入検討するであろう生命保険。

保険料の一部、または全額を経費として節税しながら資金を貯めることができるのが法人で保険に入るメリットと言えますが、この効果が2017年4月以降、節税効果が弱まってしまうかもしれません。

 

1.なぜ効果が弱くなってしまうのか。

マイナス金利によって、2017年4月以降、業界として保険料の値上げが予定されていることが原因です。

保険料が上がると、返戻率が下がってしまいます。返戻率とは、払った保険料について契約が終了した場合に戻ってくるお金の割合をいいます(返戻率=解約返戻金÷支払保険料)。つまり、保険料を支払う「入口」では変わらず節税効果が見込めるものの、貯まった資金を引き出す「出口」で、支払った金額に対して引き出す金額の割合が下がってしまうという事態がこれから起きます。

 

ではなぜ、マイナス金利が保険料値上げにつながるのでしょうか。それは、金利が下がると国債の利率も下がるからです。生命保険会社は契約者から預かる保険料を、主に国債という安全な資産を対象に投資し、その金利を保険金支払いに充てています。金利が低下すると、保険会社の金利収入が減るため、貯蓄性が強い保険は、保険料を値上げしなければ保険金を支払えなくなるのです。

 

 

2.どのくらいインパクトがあるのか

ある保険会社では、加入年齢が30代前半、保険種類が平準定期保険の場合、保険料が20〜25%程度近く値上げとなる様です。

また、これに伴い、返戻率も5〜10%下がる予定です。

例えばこんな感じです。

 

~~~~~具体事例~~~~~

【前提】

32歳(男性)経営者

保険種類:平準定期保険

死亡保障額:1億円

保険期間・払込期間:100歳まで(68年間)

 

<2017年3月までの契約の場合>

年間保険料:約170万円

10年後の実質返戻率:115%

 

<2017年4月以降の契約の場合>

年間保険料:約210万円(推定)

10年後の実質返戻率:108%(推定)

 

【3月まで保険に入らなかった場合の影響(10年後に解約した場合)】

ずばり△87万円損します。

(参考)

●10年後の保険料の支払額合計

△400万円=(210万-170万)×10年

 

●10年後に保険を解約した場合に戻ってくる金額

313万円=(210万円×10年×108%)―(170万円×10年×115%)

 ~~~~~~~~~~~

 

法人に限らず、個人名義の保険についても同様に保険料の値上げが予定されている為、保険を検討している方、見直しを考えている方はこれを機にしっかりと向き合うべきです。

一方で、既に保険に加入している方については検討しない方が良いこともありますので、次に検討した方が良いこと、しない方が良いことをまとめます。

 

3.検討した方が良いこと、しない方が良いこと

(1)検討した方が良いこと

【法人】

・節税目的の保険

・役員、従業員の退職金作りの為の保険

 

【個人】

・ 医療保険(終身型)

・がん保険(終身型)

・終身保険

・学資保険

 

 

(2)検討しない方が良いこと

【法人・個人】

貯蓄型の保険に既に加入している方は、今販売されている保険よりも返戻率が高い場合がほとんどなので、解約して別の保険に入ってしまうと損する場合があるので気をつけましょう。

 

いかがでしたでしょうか。

節税目的で保険加入を検討される経営者の方は多いですが、どうせ加入するならば3月までは安い支払保険料で高い返戻率を約束される状況で、加入することを考えるべきです。

また、生命保険は複雑でよくわからない商品と感じる方もいらっしゃると思いますので、もし自分で判断できない場合は、身近な保険屋さんに相談すると良いでしょう。

また、保険営業を受けることに抵抗がある場合は、フラットな立場から弊所も相談を受け付けますのでお気軽にご連絡下さい。

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