本質を見極めやるべき事を自分で選んでいく

本質を見極めやるべき事を自分で選んでいく

山下 裕之

2016年 中途入社 会計・税務部門

Q. この会社に入社したきっかけを教えてください。

私はもともと信用金庫で働いていましたが、2016年にSRAに入社しました。転職した理由は一言でいうと本質的な仕事をするためです。本質とは相手に対して実際に良い影響を与えることを意味しています。この考えの基礎は私の学生時代の原体験にあります。大学時代、私は不登校児童の相談員のボランティアをしていました。児童に寄り添って一緒に勉強したり、リクリエーションをしたりするのが仕事でした。ただその活動から不登校から復帰させることは難しく、実際に復帰させたい思いとは裏腹に成果を出せなかった経験をしました。今思い返すと不登校となった本質的な課題は、家庭や学校での人間関係であることが多かったのではないかと思います。問題に対してちゃんと成果を出したいと思うようになった経験でした。前職の信金の仕事は、本当に経営に苦しんでいるクライアントにお金を貸すということは実務上できませんでした。限界を感じている時に、今の延長線でキャリアを考えた際に税理士の仕事のほうが、より本質的な仕事ができると考えて会計事務所への転職を決めました。

本質を見極めやるべき事を自分で選んでいく

SRAに入社した理由は代表の服部が魅力的だったからです。予備校主催の就職面談会で服部と話をした内容が印象的でした。「税理士を取りたいので試験勉強の時間を取れますか?」と質問をした際に、返ってきた回答にすごく納得感がありました。「試験勉強をしたければ自由だし、それ相応の時間がかかるなら仕事の時間を短くしていいし、それに見合った給与になるだけ」と言われたことを覚えています。採用の場なので良いことを言って丸め込むこともできたと思うけど、そうじゃなくて「きちんと伝えてくれた」と感じ納得して入社を決めました。

Q. 現在の担当業務を教えてください。

クライアントの相談役をしています。会計事務所の仕事は、試算表や申告書を作成する仕事が基本業務です。この基本となる仕事をきっちり行った上で、クライアントのビジネスを次のステージに引っ張っていく仕事まですることが相談役の仕事であると考えています。

Q. 入社後のSRAのイメージをお願いします。

やるべき仕事を画一的に定めていないことに魅力を感じます。SRAではクライアントワークはこれだけやっておけばOKというこれ以上はやらないという限界を決めていません。クライアントのために何が提供できるのかについて各自が考えていく必要があります。その分一人ひとりが考える必要があり、仕事の内容を会社が決めてしまわないことがいいところだと思います。一方で、何ができるかの水準を個人の属人的なものにせずに共有して組織としての底上げをしていくことは、組織として向き合い続けなければならない課題です。

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Q. どんな目的をもって働いているか教えてください。

働く目的は考えたことがありませんでした。強いていうと変化していくことが私の働く目的です。私は「進撃の巨人」というマンガが好きです。特に好きなのはエレン・イェーガーというキャラクターの言葉です。人が壁の中で家畜のように生きることに対して、よっぽどマヌケに見えるね!という趣旨の発言をしているシーンが大好きです。仕事も同じように感じています。つまり、何も考えずに与えられた仕事を与えられた通りのやり方で進めて終わらせていくのではなく、今の自分の限界という壁を超えてクライアントのために何ができるかを進化させ続けていく成長を感じるというやりがいと自由さを得ていきたいです。

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