皆さんこんにちは、SRAの主婦パートタイマー西村貴子です。
もう8月も終わりですね。記録的猛暑の今夏、皆様はどのように過ごされたでしょうか?
我が家は2人の子供たちが7月末から夏休みに入り、それぞれ小学校の学童保育や幼稚園延長保育を利用して私は出社し、通常通りの毎日でした。
が!さすがに夏休み。
祖父母に会いたいし、涼しい北海道の実家でのんびりしたい~、と思い、8月中旬から2週間、私の地元である北海道に帰省することにしました。
とはいっても仕事は山積みです。帰りたい、でも働きたい。さてどうするか。
悩んでいた矢先、地元の知り合いから耳よりな情報が舞い込んできました。
私の地元、北海道北見市で「ふるさとテレワーク」を実施するというのです。
「ふるさとテレワーク」とは、
「地方のサテライトオフィス等においてテレワークにより都市部の仕事を行う働き方のことです。ふるさとテレワークの推進により、都市部から地方への人や仕事の流れを創出し、地方創生の実現に貢献するとともに、地方における時間や場所を有効に活用できる柔軟な働き方を促進し、働き方改革の実現にも貢献します。」(総務省HPよりhttps://www.furusato-telework.jp/)
要は、地元に仕事を持って帰りやすくするように支援しますよ、とのことです。
まさに!と思い、すぐに参加を申し込みました。
今の仕事の状況からいって、休めるのはせいぜい1週間。でも帰省しつつも仕事を進められることで、プラス1週間の計2週間休むことができます。
このふるさとテレワークに参加が承諾されてからは、チーム員に地元でテレワークをする旨を伝えて仕事の目途をつけたり、データを自分のPCに整理したり、と通常通りの仕事ができるよう準備をしました。
そしていざ、地元でテレワーク。
結論からいうと、問題なく、出社しているときと同じように仕事をすることができました。
そのポイントは大きくわけて3つあると考えてます。
まず1つ目は、北見市が提供してくれた施設がWi-Fiなどオフィス環境として快適だったこと。
(右の写真はサテライトオフィス北見。北見駅から徒歩5分ほどで、アクセス抜群でした。左下の女性はオホーツク観光大使「結月ゆかり」。テレワーク中には彼女目当てに関西から訪れる人がいるほど人気です!)
2つ目は、事前にテレワークを実施することがわかっていたので自分で資料を揃えたり、不足分は出社しているチームメンバーがチャットで送ってくれたり、とサポートをしてくれたこと。
そして3つ目は日頃からネット上で仕事が完結できる状況だったことが挙げられます。
SRAでは会計ソフトにMFクラウドシリーズ、クライアントとの資料やりとりもクラウド上がメイン、社員同士のコミュニケーションにはチャットを使うといった感じで日々の業務が進んでいます。
これが紙でのやりとりが基本の職場や職種だったら、ここまでスムーズには業務が進行できなかったと思うので、ある程度テレワークができる仕事内容と職場は限られてしまいますが、テレワークの普及率が低い中小企業かつ紙ベースでのやりとりが多い会計事務所でもここまでテレワークで通常業務ができたのは新たな発見でした。
SRAのメンバーはもちろん、北見市の関係者など色んな方々にサポートをいただいた今回の帰省型テレワーク。
いつかUターンをしたいと願っている私にとっては、サテライトオフィスを使うことで、地元で活躍している方々と交流を深めることができたというメリットもありました。
もちろん、子供たちも海に川に山に、夏休みを満喫。
3日間のテレワークを終えた翌日には芋ほり祭りに参加したり(なんとジャガイモ20kg持ち帰り!)、
翌週は完全に休みだったためキャンプに行ったり(ストーブを持参するほど寒かったですが、、)
釣りに行ったり美味しいものを食べに行ったり、大満足の夏休みを過ごしてきました。
この「ふるさとテレワーク」、北見市だけではなく、全国様々な自治体で実施しているようです。
帰りたい、でも仕事が、、と悩んでいらっしゃる方。ぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか?仕事をしながら帰省ができるのはもちろん、
サテライトオフィスなどを使うことで実家に仕事を持ち帰るのとはまた違って、集中できたりPC環境が整っていたり、地元の方々との交流があったり、
と新たな働き方が見つかるかもしれません。
ちなみに、私がテレワークをしている間、子供たちは母と姉に面倒をみてもらっていましたが、家族の協力が難しい場合、北見市では民間の保育施設も提供してくれるとのこと。
子育て中のママにも選択肢が広がってきていますね!
以上、テレワークの体験談でした。
最後までお付き合いいただいてありがとうございました!
興味を持っていただいた方、ぜひSRAで一緒に仕事をしてみませんか?