自動車税も節税したい......!
そう思う方も少なくないはず。
そこで今回は自動車税納付のテクニックを紹介していきます!
はじめに
最初に自動車税の基本的な項目についておさらいしておきましょう。
まずは納税対象者についてです。
自動車税は毎年4月1日に自動車を保有している人が課税対象となります。
次に自動車税の納税期限です。
通常、自動車税の納税期限は5月末とされています。
※月末が土休日の場合は翌月の最初の平日までとなっています。
支払いを滞納すると延滞金が発生し、場合によっては財産が差し押さえられてしまうこともあるので納税期限は必ず守りましょう。
ちなみに延滞金の金額ですが、
支払い期日の翌日から1か月までは年2.6%、
支払い期日から1か月以降は年8.9%となっていて、
これを延滞した日数に換算した額が支払税額に加算されます。
そして自動車の税率についてですが、これは自動車の種類、用途、排気量などによって決定されます。これについては後ほど詳しく説明していきます。
買う時期でお得!
もし自動車を年度の途中で購入した場合、自動車税はどのように課税されるのでしょうか?
答えは、買った月の翌月から月割りで課税される、です。
買った月の分は課税対象にならないので、月末に購入するよりは翌月の初めに買う方が僅かではありますが、節税効果があるのです。
ちなみに、軽自動車の税率は、その成立背景から、年度途中で購入した場合に月割り計算は適用されないということも覚えておくといいでしょう。
契約時でお得!
自動車税は営業用と自家用で異なる税率が適用されていて、営業用の方が税率は低く設定されています。
実際に比較してみましょう。
例として自動車の総排気量を3リットル超3.5リットル以下とします。
自家用乗用車の税額は 57,000円
営業用乗用車の税額は 17,900円
その差額はなんと39,100円。
毎年これだけの差が出るなら節税効果はかなり高いといえるでしょう。
尚、自動車購入時に営業用とするための手続きですが、届出を提出し営業用ナンバーを取得しなければならないので注意してください。
支払い方法でお得!
実は東京都をはじめとした多くの自治体で、自動車税はクレジットカード支払いが可能です。
この場合、決済手数料がかかってしまいますが、ポイント還元率の高いクレジットカードなら手数料を上回ることになりお得です。
決済手数料は自治体によって違うので一概には言えませんが、クレジットカードのポイント還元率が1パーセントを超えるようならお得になる可能性が高いです。
また、クレジットカードの支払いの場合は分割払いやリボ払いが利用できるなどのメリットもあります。
弊社では、自動車税のみならず税務全般についてのご相談も受け付けています。
お気軽にご相談ください。